私はこの授業を受けて、将来の医療者の在り方や病気や薬に対する考え方を見直すことができた。私たちが今当たり前だと思っていることは本当に正しいのか、病気には薬が効き、健康へつながるのか、といった視点で考えていきたいと思う。
まずは現代の医療者の在り方についてだ。この講義では学生だけでなく社会人のかたもいるため、実際医療機関にかかった時の思いなども詳しく聞けた。その中で明らかになったのは、現代の医療者は患者さんの検査結果などの数値だけを見て診察していることが多く、人と人とが向き合っているとはいえない状況であるということだ。医療は目に見える数値や症状ばかりを対象とするのではなく、見えないものにも目を向けることが必要だと思う。現在は腰が痛いといえばレントゲンをとるなど、可視化することが多くなっている。目に見えるものは単なる結果にしか過ぎず、その結果に至った流れや原因はわからない。だから、流れや原因をまず自分の頭で考えたうえで可視化したものから得た結果をもとに最終の結果を出すことが重要だ。それが原因にアプローチするということにつながる。また可視化することが増えている要因の一つとして、患者自身が目に見えるものを求めていることが考えられる。確かにレントゲンの写真や検査結果の紙もなく、医師の言葉だけで説明されても何か信じがたいような気がしてくる。そのため患者自身も自分で健康でいるための行動や意志をしっかり持つべきであると考える。
そして、病気や薬の考え方についてだ。私たちは病気になると薬を飲む。なぜ病気になったのかについてはあまり考えない。また、飲む薬がどのように効果があるのかもはっきり理解していない。授業の中では病気と薬の定義について学んだ。まず薬についてだ。現代の薬というのは一時的に症状を抑えるだけであり治す力はない。例えば、風邪をひき、熱が高い時に解熱剤を飲む。その時は熱が下がり良くなったと感じるかもしれないが、それは本当に病気が治ったといえるのだろうか。熱があがるのは、免疫力を高めていき、病原体と戦っている証拠であるため、それを薬によって抑制するべきではないように思う。病気はほとんどの場合普段の健康的な生活が崩れ、悪化したことによって表れるものである。しかし、今は病原体を見つけて病気を考えるのではなく、症状から病気を決めているように感じる。それは結果にだけアプローチしているのと同じである。
このように私たちが普段受けている医療には疑うべき点があることに気づく。しかし、医療の仕組みが変わっても、私たち自身の考え方がしっかりしていなければ何も変わらない。また、病気にならないための簡単な方法は生活習慣を見直すことである。私たちの体は私たちが食べたものでできている。常に自分の考えをもって、生活するのとしないのでは大事な時の判断に差がでると思う。今回この授業で学んだことは私が将来看護師として働くときに役に立つと思うので、忘れず考察していきたい。
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